保持時間 | ||
0.5~4秒程度 | 感覚記憶 | 感覚器官から得た刺激は、感覚記憶として瞬間的に保持されるのみで意識されない。 保持時間は感覚ごとに異なる。 |
数十秒程度 | 短期記憶 ワーキングメモリー(作業記憶)とも呼ばれる。 | 聞いてからメモをとるまで、など意識的に留めておこうとした情報は、記憶の司令塔といわれる海馬と前頭前野(同義語前頭連合野)が担い、一時的に保存される。 短期記憶の容量は多くなく、ランダムな数字なら7±2文字程度が限界。 |
長期記憶 | (記憶の固定化) 下記のとおり |
ちんじゅつ 陳述記憶 (宣言的記憶) 言葉や図形で表現できる記憶。 | 意味記憶 物の意味や人名、年号など、知識として蓄えられた記憶。 |
エピソード記憶 個人が経験した出来事の記憶。 例えば、昨日の夕食をどこで誰と何を食べたか、など。 | |
非陳述記憶 (非宣言的記憶) (手つづき的記) 無意識のうちに覚えている言葉で話せない記憶。 | 手続き記憶 運動技能、知覚技能、認知技能など・習慣。 同じ経験を反復することにより形成される。 一般的に記憶が一旦形成されると自動的に機能し、長期間保たれる。 自転車の乗り方や職人の技術、ヘビに対する本能的な怖れなど。 |
プライミング 前に入力された情報が、その後の情報に影響を与える条件反射的な記憶。 例えば、ピザと10回言ったあとに、「ひじ」を「ひざ」と言い間違えてしまう現象は、ピザというプライミング記憶が「ひじ」を「ひざ」と言い間違える影響を与えたことになる。 |
1.大脳 | 2.間脳 | 3.脳幹 | 4.小脳 |
大脳と延髄の間 | 橋および延髄の後面 | ||
外側 大脳皮質 | 視床 | 中脳 | |
内側 大脳辺縁系 | 視床下部 | 橋 | |
大脳の奥、間脳の外側 大脳基底核 | 延髄 |
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管理人:icchou
非常勤講師